心が感じるもの

1 特別な色、ブルー 2 ずっと変わらない想い 3 魅惑の美と香り、薔薇 4 毎日続けることの素晴らしさ 5 「ここちよさ」を大切に

心が感じるもの

  • Vol.1 特別な色、ブルー
  • Vol.1 特別な色、ブルー

すっきりと晴れた日、おだやかな風がそよぐ砂浜で、遥か遠くに眺めた水平線。緑にあふれた山里で、清らかな水をたたえる湖が映し出していた、ゆっくりした雲の流れ。ふと思い出すだけで心が静かに満たされる、そんな景色の中でいちばん印象的なのは、青く澄み切った空や、水面にきらめく青の濃淡ではないでしょうか。もしかしたら、大自然が持つ青の色こそが、人の心を軽やかに解き放ってくれるのかもしれません。空や水の青は、とても特殊な色です。大空も海も、青い色素を持っているわけではありません。空は、大気の中の粒子が太陽の光を細かく反射させて青くなり、海は、青や緑の光だけを吸収せずに残すことで青くなるといわれています。豊かな大自然を体現する空や海は、特別な青をまとって、あらゆる生命をやさしく包み込んでいるのです。

  • Vol.1 特別な色、ブルー
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太古の時代から、人々は、恵みをもたらす大自然の青を象徴する石・ラピスラズリを大切にしてきました。古代エジプトでは、ラピスラズリの粉末がアイシャドーとして使われていましたが、それは、美しく装うのと同時に、強力な魔除けの効果があると信じられていたからです。ヨーロッパでは、優れた芸術が花開いたルネサンス時代から、聖母マリアの青い衣は、ラピスラズリから作られた聖なる色、“マドンナ・ブルー”で描かれました。その高貴な青は、シルクロードの彼方から奈良時代の日本にもやってきました。正倉院に納められている国宝、「瑠璃杯」の“瑠璃”とは、ラピスラズリを意味しているのです。神秘的で美しく、パワフルでやさしい青という色の奥深さは、かぎりがないようです。

ディシラのブランドカラーも、ブルーです。やわらかな色調のディシラブルーは、澄み切った空の色、それを映す海の色、水の色をイメージしています。そして、ディシラに出会うとき、手に取るとき、やさしい気持ちになり、ここちいいと感じてもらいたい———そんな想いを込めています。

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